「価格」ではなく「価値」で競争する時代へ
グローバル経済が成熟し、AIに代表される第4次産業革命が本格化する中で、この経済活動の先に待っているのは、「不毛な価格競争」ではないでしょうか。
「変化に対応しなければならない。」
― 多くの企業経営者がそう語ります。
では、何を、いつ、どう変化させたらよいのか。
正解は誰も教えてくれませんし、そもそも明確な正解があるのかどうか。
唯一、いえることは、経営者ひとり、または、数人で考えられるものではなく、日常業務をおこなう社員ひとりひとりが、「マーケット(お客様など)のニーズの変化を的確に捉え、それに適応していくこと」が、正解への近道だ、ということです。
「価値発掘」で健全な成長と進化を実現
「効率」や「コンプライアンス(労働時間削減など)」の名の下に、自社の「本質的な価値」が毀損してはいないでしょうか。
自社のビジネスモデルの中に、競争に打ち勝つ「価値ストーリー」が埋め込まれているでしょうか。
どの企業も必ず持っている「埋もれた価値」や「本質的な価値」を、社員自身が発掘し、その価値を高める経営戦略や実行施策を展開、さらに、定期的な見直しを繰り返すことで、本当に強い「価値ストーリー」を紡ぎ出していく。
好循環・いい連鎖を生み出すことが、健全な成長を実現するためには必要です。
「価値経営」の時代
採用がうまくいかない、若手社員が定着しない、中堅社員が成長しない、後継者に不安がある、等々、経営に関する悩みは尽きません。
すべての社員が「自社の本質的な価値」を自覚し、それを部下や仲間、お客様や取引先に自分の言葉で語ることができたらどうでしょうか。
「価値採用」、「価値育成」、「価値承継」、「価値戦略」
将来が不透明で不安な時代に、変化適応力を高めるのは「価値経営」だと信じてやみません。
Profile
代表取締役社長
吉田聡子SATOKO YOSHIDA
経済番組、地域番組のディレクターを経て、組織の本質的な価値を発掘し発信するプロモーションプロデューサーとして、数多くの企業や大学、地域、研究機関等のブランディング・プロモーションを実施。近年は、自社の価値に誇りを持ち自ら言葉にできる「共感人財」の育成に貢献したいと、組織内での価値発掘プロジェクト支援に力を注ぐ。「価値発掘」「価値の伝え方」「広報戦略」等に関する講演・セミナー歴多数。
代表取締役副社長
岡田 烈司ATSUSHI OKADA
主に、人事労務コンサルティング、働き方改革支援を展開。中堅中小企業から上場企業まで、多くの会社の労務環境改善実績を持つ。本来の企業価値を発掘し人材採用から定着・育成システムに導入することで真の人事コンサルティングが実現できるとの想いから、みらいバリュークリエイティブの立ち上げに参画。主な著書に「正社員以外の雇用と法律知識」「問題社員対応の手引き」(すばる舎)他、労政時報・労務事情・人事マネジメント等専門誌寄稿及び関連セミナー実績多数。
取締役副社長
下阪 安勝YASUMASA SHIMOSAKA
事業会社での経営企画担当の経験を活かし、業種を問わず企業風土改革や企業内人材の強化による「自力」での経営改善を多数支援。企業の健全な成長を永続するために、企業が提供する「価値の本質」を堀り下げ、組織に埋め込むことで「考動社員」づくりに注力。 主な著書「事業計画を実現させる方法」(中央経済社)の他、事業計画・管理会計・人財育成・中小企業の組織ガバナンス等をテーマにしたセミナーを実施。